こんにちは!
しがない雑食系クリエイターのはまやん(@hama_paz)です!
Photoshopをお使いの皆さん、楽しんでますか?
そして「リムライト」ってご存知ですか?
簡単に言うと光を背後から当てて輪郭をハッキリさせるライトなんですが、
よく映画とかのポスターでカラーのライトでリムライトを当てているのを目にしませんか?
実際に撮影するとなるとフィルターが必要だったり、ライトの調整が必要だったりと実はメチャクチャ大変なんです…
そこで今回はPhotoshopでリムライトを作って画像をカッコ良くする方法を解説します!
これであなたもシャレオツPhotoshoperですよ!
Adobe Creative Cloudのコンプリートプランをライセンス料が年間68,160円(税込74,976円)かかります。
金額にすると結構な額なので、できるだけおトクに購入したいですよね?
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おトクに購入出来るのでもすごいのに、オンラインスクールなのでクリエイティブソフトの使い方を一緒にオンラインで学べます!
ソフトと講座の両方セットでかなりお得なプランなのでデジハリでの購入を検討してみては?
元の素材と完成画像
まず、今回作る画像の元の素材と完成をご覧ください。
どうですか?一気に印象が変わりましたよね!
それでは以下の手順に沿って解説していきます!
- 画像を用意して切り抜く
- リムライトを作る
- 微調整
画像はいつもお世話になっているO-danから素材を探しています!
画像を切り抜く
それではモデルの画像を切り抜いていきましょう!
切り抜きについては自動で切り抜いてくれる「背景を削除」機能を使用しました!
背景を削除機能についてはこちらの記事で詳しく解説しています!
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また、画像によっては自動の処理では難しいケースも出てきます。
その時はペンツールで切り抜きしていきましょう。
ペンツールにの使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています!
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下地処理
切り抜きが終わったところで、背景の黒と馴染ませるためにモデルの画像に下地処理を行っていきます。
下地処理に関しては調整レイヤーを使っていくのですが、モデルの画像のみに適用させたいので「クリッピングマスク」を使います。
クリッピングマスクについてはこちらの記事で詳しく解説しています!
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トーンカーブ
まずは「トーンカーブ」の調整レイヤーで明度を落としていきます。
シャドウをガツンと落としつつ、ミドルトーンはなだらかにカーブにしています。
白黒
次に「白黒」の調整レイヤーを使用します。
本来の使い方はその名の通り「白黒」にするフィルターで、各色相で明るさを調整出来るところが使い勝手が良いフィルターです。
しかし、今回は赤系と黄色系を分けて明るさの調節をしたかったので、レイヤーの描画モードを「リニアライト」にして、メリハリをつける目的で使用しました。
このままだと強くかかりすぎたのでレイヤーの不透明度を45ぐらいにして調整します。
自然な彩度
先ほどの調整フィルターをかけた事で明度は抑えられましたが、色が濃く出過ぎてしまいました。
なので「自然な彩度」の調整レイヤーで少し彩度を抑えます。
レンズフィルター
最後にちょっぴりバニラエッセンス的な風味をつけたかったので「レンズフィルター」の調整レイヤーを使用します。
今回は少し暖色系を入れています。
これでモデル画像の下地処理は終了です!
リムライトを作る
次に今回最も重要な「リムライト」を作っていきます!
このあたりの作り方は色々な作り方がありますので、ご興味がある方は調べてみると吉です!
アルファチャンネルを作成してレイヤーマスクを作成
まずはハイライトの部分に光をかけてあげたいのでレイヤーマスクを作成します。
ブラシでガシガシやっても良いのですが、リアルに仕上げたいので今回は「アルファチャンネル」を作成します。
「チャンネル」パネルを押すとRGB・レッド・グリーン・ブルーと何やら出ていますね?
これはそれぞれの色のチャンネルだけ分けて表示させる事が出来ます。
ここレッド・グリーン・ブルーの中から良い感じにシャドウとハイライトが分かれているチャンネルを探します。
今回はブルーが良かったのでこちらだけ表示させます。
表示のさせ方は、他のチャンネルの目のマークを押すと非表示になります。
なのでブルーのチャンネルだけ残すようにしましょう。
ブルーのチャンネルだけ残した状態で右クリックを押すと「チャンネルを複製」と出てきますのでそちらを選択します。
すると「ブルーのコピー」と出てきましたね?
これでマスク用のチャンネルを作成する事が出来ました!
このままだとぼんやりしてしまいますので、「イメージ」から「色調補正」の「トーンカーブ」を選択します。
で、ハイライトを強調させるように調整します。
出来たチャンネルをレイヤーマスク化させたいので、チャンネルパネル下部の「選択範囲を作成」を押します。
新規レイヤーを作成して「レイヤーマスクを作成」を押します。
レイヤーマスクを調整
先ほど作成した新規レイヤーを白で塗りつぶします。
これでハイライトが強調されるようになりました。
少しマスクが出過ぎている部分もありますので、ブラシで調整します。
また、後々このマスク以外にも調整をかけていきますので、黒に塗りつぶした新規レイヤーを作成してクリッピングマスクをかけます。
こちらの黒の塗りつぶしたレイヤーの描画モードを「スクリーン」にしておきます。
また、少しハイライトを強調させたかったので新規レイヤーを作成して白のブラシでエッジの部分を中心に塗っていきます。
カラーバランスをかける
次に「カラーバランス」の調整レイヤーでハイライトに色を入れていきます。
カラーバランスの「ハイライト」と「中間調」をお好みの色に調整していきます。
今回は左に赤系で、右に青系の色を入れたかったので二つ調整レイヤーを作成してそれぞれ調整しました。
その後にレイヤーマスクで色を出したい箇所だけ白で塗っています。
その際に「輝度を保持」のチェックは外しておきましょう!
グラデーションマップをかける
このままだと少し色味が薄いので上から「グラデーションマップ」の調整レイヤーをかけていきます。
シャドウは黒のままで大丈夫ですがハイライトの部分は赤系と青系の色にしてそれぞれ作成していきます。
またこちらも先ほどのカラーバランスと同様にレイヤーマスクで表示させたい部分のみ白で塗りつぶしています。
最終調整
さぁ!いよいよ最終の調整に入ります!
ここでバチっと味を決めればカッコいい画像になる事間違いなしです!
トーンカーブ
「トーンカーブ」の調整レイヤーで少し明度を戻していきます。
元画像の色味を少し戻す
元の切り抜いた時の画像を複製して一番上に持っていきます。
このままでは元の画像のみが表示されてしまいますので、先ほどの「チャンネル」パネルから「レッド」のチャンネルから選択範囲を作成してレイヤーマスクを作成します。
そこからリムライトにかかってる部分を黒のブラシで非表示にしていきます。
目にハイライトを入れる
目の部分が暗いので「トーンカーブ」でハイライトを加えます。
円形グラデーションで締める
モノクロの円形のグラデーションを作成してレイヤーの描画モードを「オーバーレイ」にしてメリハリをつけて完成です!
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リムライトエフェクトのまとめ
いかがでしたか?
リムライトのエフェクトのポイントを以下にまとめました。
- リムライトはカラーバランスとグラデーションマップで作ろう
- レイヤーマスクはアルファチャンネルを作成しよう
カラーバランスとグラデーションマップを使いこなせば様々な色のリムライトを作る事が出来ます!
この後にノイズとか入れてあげるとより質感が出てオシャレに見えますよ!
ぜひぜひお試しあれ!